なにかが見えてくる
おじさんの戯言 (たわごと)
おじさんもホームページ

「よし、わしもホームページを作るぞ」 急に何を思ったのか、おじさんはまるで自分の未来(もうさほど長くない未来だが)に明るい光がさすのをみたかのように(多分ただの錯覚であろうが)大きな声でそう叫んでいた。「わしにだって未来はある。そう長くはないが未来はある。若いものに負けられるか。わしもホームページを作るぞ」 ということで、おじさんもホームページ作成に着手することになった。

おじさんがホームページを作ろうと思ったのにはそれなりのわけがある。ただ時流に乗り遅れたくないというだけではない。最近の世の中を憂えてのことである。といっても、例のごとくおじさんが勝手に憂えているだけなのである。しかし、おじさんは真剣なのである。真剣に憂えているのだ。この世の中、特に今の日本の社会の精神部分を何とかしなければ、とおじさんは真剣に考えている。おじさん一人の力で何とかできようはずもないが、そんなことはおじさんにはどうでもよいことなのだ。とにかく何とかしなければならないという気持ちだけでおじさんは突っ走っている。

ホームページというのは非常に多くの人に見てもらえる可能性がある。そういうものを利用して、できるだけ多くの人に読んでもらい、少しでも何かを考えてもらうきっかけになるようなものを作りたいとおじさんは考えたのだ。先人の知恵や同時代の人達の考えに触れてもらい、そこから何かを感じとってもらい、今の自分について、今の世の中について、じっくりと考えてもらいたいと思ったのだ。そうすることによって、徐々に一人ひとりが変わり、徐々に世の中が変わっていってくれればと考えたのである。実におじさんらしい考えだ。そんな簡単にいくわけがないのは誰もがわかっている。しかし、少しでも何かが変わればいいと思う。何もしなければ何も変わらない。何かすれば、微々たるものかもしれないが、少しは何かが変化するかもしれない。少なくともその可能性はある。おじさんはそう信じている。無邪気にそう信じている。

というわけで、おじさんはホームページ作りに取りかかった。さて、取りかかろうとはしたものの、おじさんはホームページの作り方など何も知らない。クリックさえすれば人の作ったものを見ることはできるが、それを自分で作るとなると話は別である。ということで、おじさんの初めてのホームページ作りが始まるのだが、その顛末は『おじさんもHTML』で詳しくお伝えすることにしよう。
(2007)


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